多様未来図 -YO&ASO(2022) アクリル絵具、水性絵具（227 x 227mm） Statement 企業の中で働くひとりひとりが主役となって 次々と新しい価値が生まれる活気ある日本を作る KOZA ENTREPRENEUR’S ART GALLERY オープニング企画用の作品。起業家アート。YO&ASOである麻生要一の起業家としての人生グラフを作品にしたもの。 創業時に描いた淡く純粋なビジョンや願いは、大変だし苦しかったいろいろなできごとを経て、確かに進捗してきている。そして、これから先に訪れる未来は、今想定していない、まったく異なる多様なものになっていく。

WALLS of ENTREPRENEUR’S LIFE -YO&ASO with nohikari,高木吏花,わんわん,海の男ゆうじろう(2022) アクリル絵具、ベニヤ板 Statement 起業家と起業家が創る豊かな世界を見たい 2022年7月17日にオープン予定のKOZA ENTREPRENEUR ART GALLERY（コザ・アントレプレナー・アート・ギャラリー）。いわゆる一般的なアートギャラリーとは一線を画し、「起業家アート」という新しいアート分野を切り開くことにチャレンジするギャラリーがここにオープンします。起業家アートとは、アート作品それ自体ではなく、制作者となる起業家の【生き様そのもの】にアート性を見出す新しい取り組みです。 　このパネルに描かれた本作品は、オープンまでの内装工事における目隠しとしての役割も果たしながら、ギャラリーのオープニング企画である「WAVES OF ENTREPRENEUR’S LIFE」と連動したアート作品にもなっています。実際の制作にあたっては、ギャラリーを主宰し、自らが起業家アーティストでもあるYO&ASOが全体プロデュース・制作指揮をとりながら、オープニング展示企画へ参加する4人の起業家アーティストが一緒に、6月24日夜中から6月25日の明け方にかけて「一夜城」で制作を行いました。 　パネルに描かれた波線は、起業家が描いた実際の人生グラフを再現したもの。ひとつのパネルに4人ずつ、起業家の人生を重ね、その起業家の人生と人生の間に創られていく多様で豊かな世界への願いを表現した作品です。パネルの一部に描かれた黒い線による表現は、制作中の明け方に、たまたま商店街を通りかかったコザの住民の方が飛び入りで描いたものですが、即興的な流れでミックス文化が作られていくコザという街を象徴するできごととして、そのまま残して作品の一部としました。 　ギャラリーのオープンを楽しみにしていただきながらご覧ください。

Over the Blue -YO&ASO(2022) アクリル絵具、水彩絵具、水性ペン、油性ペン (200 x 200 mm) Statement 見えている青の奥深くには 何が息づいているのだろう 太陽に照らされる海は青く輝くけれど、光の届かない奥深くには、闇が広がり、闇の中には想像だにしない生態系が広がっている。表面的に見える世界の奥深くに広がる多様な世界に想いを馳せてほしい。

三連組換図 -YO&ASO(2022) アクリル絵具,水性ペン (200 x 200 mm x 3枚) Statement 打開したいなら、 分解して、組み換えろ。 青と青、赤と赤がつながっていたもともとの絵図は、接続はきれいかもしれないが、左から右へと次第に傾いていく構造だった。勇気を持って分解し、それぞれを回転させたことで、左から右へ「次第に右肩上がりに」なっていく構造へと変換できた。地球上の七大陸は、かつてひとつの大きな大陸であり、それが分解されたことで生物はこんなにも多様な進化を遂げることができた。何かの状況を打開したい時は、勇気を持って今持っているものを切り刻んでみること。別れ、破壊、分解。その先で要素を組み替えた時に、構成要素はかわらなくても、新しい未来が出現するかもしれない。

個性環宇宙 -YO&ASO(2022) 水性ペン Statement 誰ひとり欠けても、この世界は成立しない。 YO&ASO個展「MAKE YOU DIVERSE展 #2022」に訪れた379人が、それぞれの想いを「手書きの丸」として描いたものを凝縮した集合アート。二度と同じ大きさ・形ができることのない手書きの丸の集合体は、個性が輝き合う世界の象徴だ。個性を爆発させる丸もあれば、個性を生かす丸もある。どれひとつ欠けても作品は成立しない。

複雑性絵図 -YO&ASO(2022) 水性絵具,水性ペン (650 x 800mm) Statement 世界は、シンプルじゃない。 すぐにすべてを理解できると思うな。 でも、決して諦めるな。 じっと目を凝らせば、 必ずそこに見えてくるものがある。 複雑な社会課題や世界の状況を、シンプルにわかりやすく説明し、理解することが求められる。でも本当の世界はそんなにシンプルなものであるはずがない。複雑なものを単純化することで見落とすものがあることを理解すべきだ。複雑な世界をあるがままに理解するのは本当に難しいし、ものすごい大きな知的ストレスがかかる。諦めてしまいそうにもなる。でも、決してめげずに、興味を持ってまなざしを向け続けること。目を凝らせば、ほんの小さな希望かもしれないけれど、複雑な世界の中に一定の法則や構造、共通点や、共感できるポイントを見出すことができる。そのとき目の前に現れる世界は、もともと見たかった世界とは違うかもしれないけれど、解像度を高めることはできる。

絶望と希望 -YO&ASO(2022) Art Printing (606 x 606mm) / Max edition : 1 Statement 世界はどこまでも分断していく 希望は消え去り 悪意の連鎖が小さな輝きを飲み込んでいく 人は人を信じない 暴言は小さな勇気を打ち砕き 可能性の芽を潰す人たちがいる そう思っていたけれど この世界はよい方に変えられる 誰にだって可能性はあるんだ 違いは差別を生むわけじゃない 立ち上がった想いを応援する人がいる 困難な状況の中で勇気を振り絞るたちがいる ひとりひとりの個性が輝き合う社会はつくれる 「希望と絶望」と対を為す作品。自分をとりまく環境がどれほど絶望にあふれていたとしても、自らの中には常に希 望が存在することがある。絶望に溢れる世界の中にある希望に目を向けることで、本当の希望にまなざしを向けることができる。作品を象徴するメッセージ文は、「希望と絶望」のメッセージ文をまったく変えずに順番だけを真逆に配置したもの。文は同じでも逆から読めば逆の意味になること。

希望と絶望 -YO&ASO(2022) Art Printing (606 x 606mm) / Max edition : 1 Statement ひとりひとりの個性が輝き合う社会はつくれる 困難な状況の中で勇気を振り絞るたちがいる 立ち上がった想いを応援する人がいる 違いは差別を生むわけじゃない 誰にだって可能性はあるんだ この世界はよい方に変えられる そう思っていたけれど 可能性の芽を潰す人たちがいる 暴言は小さな勇気を打ち砕き 人は人を信じない 悪意の連鎖が小さな輝きを飲み込んでいく 希望は消え去り 世界はどこまでも分断していく 「絶望と希望」と対を為す作品。自分をとりまく環境がどれほど希望にあふれていたとしても、自らの中には常に絶 望が存在することがある。希望に溢れる世界の中にある絶望に目を向けることで、本当の希望にまなざしを向けることができる。作品を象徴するメッセージ文は、「絶望と希望」のメッセージ文をまったく変えずに順番だけを真逆に配置したもの。文は同じでも逆から読めば逆の意味になること。

Colored Hedgehog -YO&ASO(2022) Art Printing (200 x 200mm) / Max edition : 2 Statement きれいに見えるかもしれないけど、 触ると痛いんだよ 悩んでることだってあるんだから、 ため息をついたりもするんだ 外から見た第一印象では、本当のその人のことなんてわからない。ましてや、パッと見た印象が華やかなほどその人の本質を見誤りやすいということを知るべきかもしれない。

無人島 -YO&ASO(2022) Art Printing (200 x 200mm) / Max edition : 2 Statement きっとあの島には、 秘宝が眠っているに違いない。 なぜだかわからないけれど、 そう思うんだ。 本当に秘宝があるかどうかは重要じゃない。きっと秘宝があると信じ込んで進んでみること。そのプロセスが人生をワクワク豊かなものにする。

Roooooooads -YO&ASO(2022) Art Printing (297 x 420mm) / Max edition : 2 (1 sold) Statement どうやったって、 最短距離にはならない。 たくさんの人が暮らす社会だから、その合間を縫うように道が張り巡らされている。大動脈を形成する太い道も、毛細血管のように巡る細くて小さな道も。でも、どれだけ道を張り巡らしたって、任意の二点を最短距離で結ぶことはできない。最短で進めないこと、それはむしろ巨大で複雑で多様な社会の前提だ。道に目を凝らすこと。ルートを見極める解像度を高めること。太い道だけを通るよりも、細い道を活用することで少しは速く短いルートを設計することはできる。

Colored Tiger -YO&ASO(2022) Art Printing (210 x 297mm) / Max edition : 2 Statement 怒ってるんじゃないんだよ 喉が渇いてるだけなんだよ 顔が怖い、しかめっ面をしている。でも、必ずしも怒っているわけじゃない。何かに必死になっていたり、いっぱいいっぱいな状況なだけで表情はこわばるし、必死な顔になっているだけだ。怖いと思うのではなくてやさしく声をかけてあげればいいだけかもしれない。たとえば、喉の渇いたこのトラには、水を差し出してあげたら笑顔になるかもしれない。

端境期 -YO&ASO(2022) Art Printing (420 x 297mm), 水性絵具 / Max edition : 2 Statement もう二度と見れない景色。 激しい変化の時代には、 そんな風景がたくさん詰まっている。 吹きすさぶ風は、雲を動かし、草花をなぎ倒す。山々を真っ赤に照らす夕日は、沈めばすぐに闇夜に消えてしまう。本作品は、たった数分後には見れない瞬間的な景色を描いた作品。変化が激しい時代には、どうしても日々の変化に追われてしまいがちだが、その一瞬にしか見えない風景がたくさん詰まっていることを忘れないようにしたい。

Mountains -YO&ASO(2022) Art Printing (297 x 420mm) / Max edition : 2 Statement いつか、必ず、あの山に登ろう。 登る山を決めることからすべては始まると言われる。でも、その前の本当の始まりは、登るべき山を決めるために「山を見上げること」からしかはじまらない。

華やぐ -YO&ASO(2022) Art Printing (297 x 210mm) / Max edition : 2 Statement 暗闇の中でも、飾れば心が華やぐ。 そんな花のような存在になりたい。 古代から絵画のモチーフとして描かれ続けてきた「花」は、きっとそこにあるだけで人の心を明るく照らす力があるのだろう。そんな花のような存在感を持つ人間になりたい。

3 Blue Roses -YO&ASO(2022) Art Printing (148 x 210mm) / Max edition : 2 Statement 青いバラは、 日本が生み出した イノベーションの象徴だ。 日本が生み出したイノベーションのひとつである青いバラを描いた作品。青いバラを生み出す過程に投入された無限の時間とパワーに敬意を表して、幸せいっぱいに描いた。

象かどうか -YO&ASO(2022) Art Printing (210 x 297mm) / Max edition : 2 Statement それは、たまたま 象のように見えるだけ。 それは、勝手に こちらがそう解釈しているだけ。 象のように見える何かシリーズ。Something like an elephantよりも、もっと際どい表現を狙った。ギリギリ象に見えるか見えないか。その境目はどこにあるのか。人が持つバイアスをテーマにした作品。人は、目にしたものを「自分が見たいようにしか見ない」。そしてそれを真実と思い込んでしまう。

まだら絵 -YO&ASO(2022) Art Printing (210 x 297mm) / Max edition : 2 Statement ひとたび混じれば、 二度と分離はできない。 人と人、要素と要素は、混じり合うことで多様な世界を構成していく。それは、まだみぬ模様を生み出し、新しいイノベーションを産むかもしれないが、ひとたび混じり合った世界はそれ以前には戻ることができない。

Colored Cat -YO&ASO(2022) Art Printing (297 x 420mm) / Max edition : 3 Statement 世界をカラフルに見れば、 自分自身もカラフルになる。 世界をモノクロでみるのかカラフルでみるのか。モノクロで見ればその目は黒くなり、きっと体毛だって黒一色になる。世界をカラフルに見ようとすれば、その色彩は体を巡り、体毛を色とりどりカラフルなものに染め上げるかもしれない。

Colored Human -YO&ASO(2021) 石粉粘土, アクリル絵具 Statement これよりも個性的になれる？ ポーズも、肌の色も。これが人だとしたら、これよりも個性的になれるだろうか。どれだけ自分が尖っていると思っていても まだまだ安全圏から出られていないということを自覚すべき。どこまででも個性を伸ばすことはできる。